まず、白菜さんに呼びかけます。
お塩にも呼びかけます。

いつもありがとう。
今日も宜しくね。
美味しい塩加減になってね。
と。

白菜を縦に半分に切ります。
一枚一枚丁寧に塩を敷いて行きます。
一晩寝かせて二度洗いします。
ザルに上げて水切りをします。

薬念（キムチのたれ）を作ります。
水切りした白菜一枚ずつ丁寧に薬念を塗って行きます。

薬念を塗るときに「美味しくなってね。お客様に喜んでいただいてね。」と話しかけながら漬けていきます。

キムチは気候や温度にとても敏感な食品です。
季節に依ってレシピは変わってきます。
冬の白菜は繊維が詰まっててとても力強いです。やはり旬ですね。
夏の白菜は繊維が荒く少し力が弱く感じます。夏はとても気を使います。

季節に応じて、気温に湿度に応じて、キムチさんと相談しながら一つずつ、一つずつ…